330年余の歴史をもつ日本庭園を舞台にはじまる「音の展覧会」。
日本の自然観を「音」から呼び覚ます、史上初の試みが実現する。

舞台は香川県丸亀市にある、池泉回遊式の大名庭園「中津万象園」。
風光明媚なこの庭で、テクノロジーを駆使する先鋭的サウンドアーティスト evalaと、
サウンドアートの世界的パイオニア 鈴木昭男による、新感覚の「音の展覧会」を開催します。
近隣では同時期に、瀬戸内国際芸術祭(秋会期: 9/28-11/24)、岡山芸術交流(9/27-11/24)が開催される中、
海からの風が吹き込む日本庭園が瀬戸内の新たなアートスペースとなり、
歴史文化財を先端的サウンドアートの力で変容する未知への挑戦が幕を開けます。

期間
2019.9.27(金) - 11.24(日) 水曜休館

チケット
大人  1000円
小人(小・中生) 500円
中津万象園・丸亀美術館セット料金
※障害者割引(大人 500円 / 小人 150円)

会場
中津万象園・丸亀美術館(香川県丸亀市中津町25-1)

アクセス
電車・JR ご利用:
JR 丸亀駅よりタクシー 約6分(徒歩30分)
JR 四国多度津駅よりタクシー 約5分
JR予讃線 讃岐塩屋駅より徒歩 約15分
岡山駅-丸亀駅(快速)約55分
高松駅-丸亀駅(快速マリンライナー)約30分

参加作家
evala (See by Your Ears)、鈴木昭男

キュレトリアル・ディレクター
阿部一直

企画制作
M&Iアート株式会社、一般社団法人Whole Universe

協賛
株式会社 中川製作所
VIN de petit eclat*

後援
瀬戸内国際芸術祭実行委員会

主催
公益財団法人 中津万象園保勝会 中津万象園・丸亀美術館

URL 
http://www.bansyouen.com

アーティスト

  • evala (See by Your Ears)

    写真: 新津保建秀
    1976年、京都生まれ、東京在住。音楽家、サウンドアーティスト。先鋭的な電子音楽作品を国内外で発表。立体音響システムを新たな楽器として駆使し、2016年より新たな聴覚体験を創出するプロジェクト「See by Your Ears」を始動。音が生き物のように躍動的にふるまう現象を構築し、新たな音楽手法としての“空間的作曲”を提示する。
    代表作に「大きな耳を持ったキツネ」(Sonar+D, Barcelona 2017) 「Our Muse」 (ACC, Gwangju Korea 2018)のほか、ソニーの立体音響技術SonicSurfVRを用いた576ch音響インスタレーション「Acoustic Vessel Odyssey」(SXSW, Austin 2018)を展開。また舞台、映画、公共空間などにおいて、先端テクノロジーを用いた多彩なサウンドプロデュースを手掛けている。
    http://evala.jp
    『Anechoic Sphere』
    暗闇の小さな無響室の中で、1人ずつ体験するサウンド・インスタレーション。「耳で視る」という新たな聴覚体験を導く
    https://youtu.be/rXfNEeOIxhY
    『音響回廊オデッセイ』
    Sonyが開発した音のVR技術(Sonic Surf VR)を軸に576個のスピーカーを用いたサウンドで時空を旅する音響回廊
  • 鈴木昭男 Akio Suzuki

    写真: 新津保建秀
    1941年平壌生まれ、京丹後市在住。1963年、名古屋駅ホームでの《階段に物を投げる》以降、自然界を相手に「なげかけ」と「たどり」を繰り返す「自修イベント」により音と関わり「聴く側にまわる」姿勢を得る。1970年に創作したエコー音器《アナラポス》で初個展(南画廊・東京、1976)。フェスティバル・ドートンヌ・パリ(フランス、1978)出演より、コンセプチュアル・サウンド・ワークを創始し、ニューヨークやドクメンタ8(ドイツ、1987)にてパフォーマンスを行う。1988年、プロジェクト「日向ぼっこの空間」を、子午線最北の丹後で遂行。1990年代より国際的な場でのサウンド・インスタレーションを手掛け、1996年に発表したプロジェクト「点 音(おとだて)」を国内外で敷設。本年、《道草のすすめー「点 音」and “no zo mi”》を東京都現代美術館で発表した。
    https://www.akiosuzuki.com
    『ひなたぼっこの空間』
    標準時子午線が通る地点で「秋分の日に、一日、自然に耳を澄ます」サウンド・プロジェクト。
    『点音(おとだて)』
    足跡のような耳のマークの上に立つことで、様々な音に耳を済ませる体験。東京都現代美術館ほか、世界各地の美術館がコレクションしている。

作品 / みどころ

  • evala『Anechoic Sphere』シリーズ

    現存最古の煎茶席「観潮楼」を使ったサウンドインスタレーション
    中津万象園が有する現存日本最古の煎茶室にて、evalaのサウンドインスタレーションを展開する。本作は真っ暗闇の無響室で、音に体をまさぐられるような立体音響のサウンドを体感するevalaの代表作シリーズ『Anechoic Sphere』の発展版。evalaがフィールドレコーディングした庭園各所の音や、瀬戸内の海の音が小さな茶室の中で響きわたり、次第に新たな音の生命へと変容して異次元へと観客を誘う。
  • 鈴木昭男「点音(おとだて)」
    〜日本庭園の中で「音」を呼び覚ます〜

    1500余本の矮松、樹齢600年を越える大傘松、琵琶湖の近江八景を模した池をめぐる八景島など、5ヘクタールあまりの敷地をほこる中津万象園では、人工自然や美観を内包した様々な「見立て」が堪能できる。今回、鈴木は自身の代表作である、『点音(おとだて)』を展開。本作は、園内各地の地面に描かれた足跡のような耳のマークを辿り、その上に立つことで、様々な音を聴くという体験型の作品である。来場者は、庭を楽しみながらつ、現れた『点音』に立ち、聴覚と視覚の両感覚を研ぎ澄ませながら未知なる風景を描くことができるだろう。
  • 先鋭的サウンドアート x 日本庭園の融合

    evalaは複数台のスピーカーを屋外や茶室などに配置し、コンピュータ・ジェネレートプログラムと独自の立体音響技術、AI技術などを用いて、これまでに体験したことのない壮大な音響的創造空間を立ち上げる。ここでevalaの開発する音楽コンセプトおよび音響システムは、今後も自然公園や公共施設などにも応用可能であり、環境と現代アートの融合、文化財資源を活用した先端事例として、パブリックアートの新たなかたちを提案する。
  • アートエリア・瀬戸内周遊
    瀬戸内芸術祭、岡山芸術交流をめぐって

    中津万象園は、瀬戸内国際芸術祭(※1)、岡山芸術交流(※2)と、今年最も注目の集まる国際芸術祭の会場からほど近い、香川県・丸亀市に位置する。アートエリアとしてますます注目の集まる瀬戸内に新たな周遊スポットが誕生する。
    ※1 高松駅からJR丸亀駅まで約30分
    ※2 岡山駅からJR丸亀駅まで約50分。詳しくはアクセスをご覧ください。

中津万象園・丸亀美術館について

  • Photo: Kenshu Shintsubo
    1688年、丸亀二代目藩主・京極高豊候により築庭された回遊式の大名庭園。庭の中心には京極家先祖の地である近江の琵琶湖を形どった八景池を置き、「近江八景」になぞらえた8つの島が浮かぶ。「万象園」の名は森羅万象、即ち宇宙に存在するすべてのものを意味し、それらを合わせ持つ名園と名高い。また、平家建数奇屋風に建築した「丸亀美術館」、湖畔には、庭の景観を楽しみながら食事のできるレストラン「懐風亭」も併設する。

オープニングイベント

9月27日(金)13:00〜14:00
evala、鈴木昭男によるライブパフォーマンス
詳細はFacebookページ(https://www.facebook.com/pg/nakazubansyouen)でお知らせします。

お問い合わせ

M&Iアート株式会社(担当:田中、岸田)
TEL 03-5575-3870

<プロジェクトに関するお問合せ>
一般社団法人Whole Universe
担当:塚田
arina@seebyyourears.jp

<取材等、広報に関するお問合せ>
リレーリレー
担当:西谷・那波
info@relayrelay.net